2006年8月21日 裏銀座・雲ノ平(第4日目)
かわちゃんの楽しい山歩き

雲ノ平山荘(4:45)〜黒部源流(6:40)〜三俣山荘(7:20)〜双六小屋(9:50〜10:30)朝食〜
弓折乗越(11:30)〜鏡平山荘(12:20)〜雷雨で停滞〜わさび平小屋(15:30〜16:00)昼食〜新穂高(17:00)

天気が良かったら笠ヶ岳まで行って,笠ヶ岳山荘にもう1泊したかったですが,
深夜から稲光がピカピカ,雷鳴ゴロゴロが続いています。

双六まで戻って,天気が回復するようだったら笠ヶ岳に行くことにして
もし回復しないようだったら,新穂高に下りてしまうことにしました。
ピカピカゴロゴロの中を,一人歩き始めました。
雲平山荘の出発は烏帽子小屋出発と同じく1番で,先行者はいませんでした。
雲ノ平山荘には衛星電話がなく,もちろん携帯電話(AU)もつながらない。
いつも夕方には「○○小屋に着いたよ」と電話連絡していたのができなくて
家では家内が「お父さん,遭難したかも・・・。」ということで,H先生にSOSを
出していたらしいです。ご迷惑をおかけしました。

そんなことも知らないかわちゃんは,「今日は雲ノ平の日本庭園を通って
黒部源流に行けるぞ。天気次第では笠ヶ岳にも行けるしなあ。ウッシッシ。」
とテクテク一人旅を楽しむのでした。

空は,なんだか怒っているように見えます。
祖父岳もガスで見え隠れしています。
ゴロゴロという音も聞こえてきます。
雲ノ平のテント場にも木道が続いています。
テントの数はとても少ないですね。
振り返ると山荘に続く道が見えています。祖母岳も左側に見えています。
さあ,三俣方面に向かいますよ。 日本庭園は,とにかく広い。
日本庭園のお花畑が広がっている様子です。
お花の最盛期で天気も良かったら,アルプスの少女ハイジの世界でしょうね。
日本庭園をすぎると,雪渓が出てきました。 ここはチングルマもたくさん咲いています。
雷鳥の親子3羽と出会いました。 チングルマの中をトコトコ歩いている雷鳥です。
黒部源流が眼下に見えてきました。 ぐんぐん下りていく斜面にもお花がいっぱいです。
黒部源流です。 ロープを伝って向こう側にわたります。
登山地図では「迷」マークの付近でしたが
鈴鹿の山に比べれば,とてもわかりやすいです。
黒部源流水源地の碑です。旧建設省のものです。
手前のお花畑の遠く向こうには,黒部五郎岳が
見えています。
黒部五郎岳をズームで写すと,雲が山の斜面を
流れている幻想的な様子がよくわかります。
三俣への登り返しの途中にもお花が咲いています。 時々,鷲羽岳がガスの間から姿を現します。
三俣のテント場まで戻ってきました。 チングルマも雨に濡れていい感じです。
再び巻き道を通って双六小屋まで戻りますが,この斜面のお花畑の広がっている様子がとても
気に入りました。第1日目は天気が良かったので,山々の景色に見とれていましたが,今日は天気が
良くないので,登山道脇のお花たちに目がいくからでしょうか。
カールの広がりの中に,美しい緑やお花,ところどころ顔を出す岩が,いいバランスです。
双六岳の麓まで戻りました。 双六小屋・双六池。向こう側は樅沢方面です。
双六小屋はとても明るくていい感じの小屋です。私は牛丼(700円)を注文しましたが,
「談話室で召し上がっていただいていいですよ。」ということで,ゆっくり足をのばして食事ができました。
また,牛丼も,結構大盛りでお肉もたくさんあります。
双六小屋の脇を抜けて新穂高へ向かいます。 優しい山容の双六岳です。
弓折岳に向かう稜線もお花がいっぱいです。 鏡平山荘です。みんなカッパを着ていますね。
鏡平山荘をすぎたあたりから,すごく暗くなってきて
しかも急に冷えてきた感じがしました。
そしたら猛烈な雷雨。

登山道は川のように水が流れ,
バケツをひっくり返したようなドシャブリでした。

笠ヶ岳への稜線でなくて良かった〜。
槍ヶ岳が映るはずの鏡平池。
雷雨は1時間弱程度で終わりました。
しばらくすると,穂高も雨雲の間から見えました。
雷雨が終わると,この青空です。山の天気は
気をつけないといけないことがよくわかります。
最後は林道を通って駐車場まで。 ハイラックスサーフが待っていてくれていました。

今回の山行では,たくさんの経験ができました。

   ・晴天の稜線歩き。
   ・水の確保や日焼け対策。
   ・夜明け前のヘッドランプでの出発。
   ・山の雷雨

どれも貴重な経験でした。
今度は家内も一緒に連れて行ってあげたいなあ。
印象に残ったところは? と尋ねられたら,

  ・鷲羽岳の美しい姿
  ・水晶岳から見た黒部五郎岳のカールと雲ノ平
  ・早朝の雲海を見ながらの裏銀座稜線
  ・雲ノ平やカールのお花畑

  怪我なく事故なく終えられたことを,
  神様や関係の皆さんに感謝いたします。
H先生,ご指導ありがとうございました。

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